◎
教育施設課長 既に小学校、中学校については
耐震工事等で外側のガラスは順次実施している。今年度、
松浪小学校を実施すれば、外側がすべて
強化ガラスにかわる形になる。教室棟についてはそのような形になっている。
◆山田悦子 委員 同じく公民館もすべてフィルムを張るのか。
◎生涯学習課長 公民館については、ガラスの飛散防止のためのフィルムを張っていきたいと考えている。
◆木村忠雄 委員 議案書22ページ、商工費で今回500万円予算が計上された。観光協会は、今年度より強化されたように私は思っている。今年度、大きなイベントは大体終わったと思う。そういった中で、この観光協会の500万円の
滞在型観光促進事業とは、より具体的にどういったことを計画しているのか。
◎産業振興課長 ウエブサイトを活用して、ある程度ゲーム感覚を持った事業展開をして、市民あるいは市外の方が参加して市内に来ていただき、市内に滞在する時間をより多くして、産業の活性化を図りたいという事業である。
◆木村忠雄 委員 例えばウエブサイトの内容はどういったものを計画されているのか。
◎産業振興課長 他市でも幾つか事例あるが、期間を決めて宝探しゲームみたいなものをウエブサイト上で公開して、それをヒントに幾つかの地域を回って、茅ヶ崎にいていただいて、店などを回っていただくようなことで考えている。
◆木村忠雄 委員 今年度もあと半年ぐらいしか残っていない。ぜひ集客方法に力を入れていただきたい。
◆小磯妙子 委員 今の説明だけでは、具体的に何をして、どうして500万円かかるのかが私にはまだ不明である。具体的にウエブサイトを立ち上げて管理する人件費なのか、システムの特許料なのかがよくわからない。
◎産業振興課長 具体的には、まず専用のウエブサイトを立ち上げることがある。これは観光協会から事業者に委託をして、その後の管理。立ち上げ後にPC、モバイルサイト、広告、チラシでの周知がある。もう一つには、他市の事例では宝探しが基本になっているが、これから冬場になっていく部分で、茅ヶ崎の中でどういった形で地域資源を生かしながら、ウエブサイトを活用して、いい企画ができるかという部分がある。それも現状、もう少し細かくした中で、今、観光協会が練っているところである。
◆小磯妙子 委員 今は
インターネットの時代なのでウエブサイトは非常に重要だと思うが、この500万円という金額は、とても大きな金額である。観光資源も重要であり、500万円が無駄だとは言っていないが、どこにやったら有効なのか、ぜひとも効果が上がるように、きちんと効果も見据えて今後の報告なり検証なりをしていただきたい。
◆木村忠雄 委員 経済危機対策事業として予算を執行することによって、どのような経済効果が茅ヶ崎市あるいは商工業等にあるのか。ただウエブサイトだけでよろしいのか。
◎産業振興課長 これについては滞在型であり、ある1日で1カ所どこかということではなく、幾つかの地域のポイントを回ってもらう中で、地域の商店街にも回っていただき、経済の振興を図っていきたいと考えている。
◆木村忠雄 委員 では、その成果を検証するのはどういった方法で行うのか。アクセスでいくのか。
◎産業振興課長 アクセスも当然ある。それ以外に、参加者数が出てくる。宝探しゲームであれば景品の交換等もある。どれだけの事業者に回っていただけたかという数値的な把握は可能となっている。
◆木村忠雄 委員 議案書30ページ、体育施設費、説明40(仮称)
柳島スポーツ公園整備事業費1710万円、これは実施設計に入るとのことだが、基本構想に基づいてパブコメを実施されたとのことだが、それはよろしいのか。
◎スポーツ施設整備推進担当課長 先般パブリックコメントを実施した。今般補正で審議賜る部分については、実施設計の一部を前倒しで基本設計、基本計画の中で実施していく。
◆木村忠雄 委員 パブコメの集計中だと思うが、市民からの意見で何か披露することはあるか。
◎スポーツ施設整備推進担当課長 全般的な概括的な意見としては、今回のスポーツ施設推進を求める声を賜っている。また、もろもろのスポーツ施設の整備に関する今後の基本計画、基本設計に向けての要望のような意見を賜っている。
◆木村忠雄 委員 失礼な言い方であるが机上論的に実施設計なりが先行していくと思うけれども、やはり一番の根本は地権者だと思う。地権者の協力はいかが進捗しているのか。
◎理事・政策専任部長 木村委員お話しのとおり、
柳島スポーツ公園の整備については、地権者を初めとして地元の方の協力なくしてできない事業である。現在、地元で柳島地区における土地対策委員会の組織が立ち上がっており、月に1度程度、市の関係部局と当該委員会との会議を実施している。これからの基本計画策定に当たっては、スポーツ団体、地権者の方々も入っていただいた委員会をつくって細かい点を詰めていくが、月1回ではなく回数もふやしながら、地権者の方々の協力、理解を得ながら事業を進めていきたい。昨日も土地対策委員会の役員会の皆様とも話をした。十分に理解を賜れるようにしていかなければ事業が進んでいかないと考えているので、これからも地権者の方々とのいろいろな話し合い、協議、説明等をしていきたい。
◆山田悦子 委員 議案書30ページ、定例会資料11ページ、項5
社会教育費目3公民館費について、低公害車に更新をしている施設とそうでないところはどのような形で決められているのか。
◎小和田
公民館担当課長 小和田公民館の車については、購入が平成13年度でまだ10年経過しておらず、走行距離も1万6000とまだ使えるので、今回は購入予定に入っていない。
◆山田悦子 委員 ほかの施設については例えば10年たっていないものは買えない等があるのか。
◎南湖
公民館担当課長 基本的に小和田公民館以外は10年以上、14年経過と老朽化が激しいので買いかえをするものである。
◆山田悦子 委員 これから順次各公民館の車を更新していくと考えてよいか。
◎南湖
公民館担当課長 そのとおりである。
◎生涯学習部長 南湖
公民館担当課長の説明に補足する。今回、小和田を除いた4館については、予算を認めていただければすぐ買いかえたいということである。
◆山田悦子 委員 議案書31ページ、
青少年対策費の青少年健全育成事業について、定例会資料では12ページである。
インターネット上の有害情報監視というのを説明いただきたい。
◎
青少年課長 よく言われる学校非公式サイト、裏サイト等の検索を行い、小・中学生がかかわっている部分、誹謗中傷などの検索をしていくものである。
◆山田悦子 委員 それをすることによって、かなり変わる見通しや効果は考えられるのか。
◎
青少年課長 現在、一部学校等でも検索をしているが、日常的に専門的にやっているわけではないので、こうした事業を今回使うことにより、日常的な検索によって数多く発見でき、生徒たちの指導にも役立っていくものと考えている。
◆小磯妙子 委員 議案書29ページの小学校費の学校施設整備事業は鶴嶺小学校の耐震診断と伺ったが、なぜ特定して鶴嶺小学校の給食場施設なのか。
◎学務課長 給食場施設については耐震診断が柳島小学校と鶴嶺小学校が2校残っており、今年度柳島小学校を実施して、残り鶴嶺小学校が最後という形の中で、今回上げさせていただいた。
◆松島幹子 委員 議案書29ページ、定例会資料11ページ、学校給食管理運営費で、学校給食調理場に厨房機器を設置するために補正するとあるが、何校にどのようなものを入れるのか。
◎学務課長 学校給食場の調理機器、4校のオーブンを買いかえるものである。
◆小磯妙子 委員 議案書31ページの体育施設費の温水プールの
指定管理料について伺いたい。具体的には、指定管理の委託料はどういった明細になっているのか。
◎スポーツ課長 小・中学校の春休みが3月26日からとのことで、温水プールは来年3月26日にオープンを予定している。その3月26日からの指定管理に要する
指定管理料と、それ以前に関する職員の研修等にかかわる費用として算定している。
◆小磯妙子 委員 22年度以前の21年度分の補正と伺った。温水プールの工事の進捗状況からいって、大体予定どおりのオープンが可能なのか。
◎スポーツ施設整備推進担当課長 現在、施設の建設は順次予定どおり行われている。
○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。
◆内田品子 委員 議案第59号平成21年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)所管部分について、日本共産党として意見を述べたい。
教育経済所管部分の補正額が約2億8000万円程度かと思う。学校教育、社会教育を含めた予算は子供たちの教育環境の整備が充実することによって、学ぶ意欲がさらにわいてくることを期待している。また、デジタル放送対応のテレビや窓ガラスの改修など、まさに地域の経済危機対策としては、市内経済が少しでも潤うような契約等に配慮いただくようお願いして、賛成とする。
○委員長 討論を打ち切る。
議案第59号平成21年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第5号)のうち、本
委員会所管部分につき採決する。
本案のうち、本
委員会所管部分を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議なしと認める。
よって、本案のうち、本
委員会所管部分は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。
議事の都合により休憩する。
午前10時58分休憩
──────────────────────────────────────
午前11時04分開議
○委員長 再開する。
これより陳情の審査に入る。
陳情第8号相模川
河畔スポーツ公園移転に伴い
仮称柳島スポーツ公園に
テニスコート併設実現を求める陳情を議題とする。
質疑に入る。
◆木村忠雄 委員 この陳情書の要旨に「テニスコートが忘れられているのではないでしょうか?」とか「利用者が多数いるにも拘わらず、切り捨てる如き考え方の修正を強くお願いしたいと思います」との文面がある。
柳島スポーツ公園整備基本構想の中にスポーツ・コミュニケーションゾーンがうたわれているが、これは生かされているのか。
◎スポーツ施設整備推進担当課長 スポーツ・コミュニケーションゾーンは、基本構想案の中ではスポーツのさまざまな施設を検討することになっている。その施設の例としてテニスコートも入っている。これらを基本計画、基本設計の中で今後検討していく。
○委員長 質疑を打ち切り、討論に入る。
◆山田悦子 委員 山田悦子として意見を述べる。
先ほど質問にもあったように、基本構想案の中にテニスコートが入っていること、陳情の内容としてスポーツによる健康増進等も含めて、私はこの陳情に賛成する。
◆内田品子 委員 陳情第8号相模川
河畔スポーツ公園移転に伴い
仮称柳島スポーツ公園に
テニスコート併設実現を求める陳情について、共産党として意見を述べる。
陳情項目にもあるように、テニスは茅ヶ崎市でも最も人気が高いことと、生涯スポーツ実現によって健康増進も有益とのことで、継続的にスポーツをすることによって健康増進が図られるとの陳情理由がある。私も全くそのとおりと思うので、この陳情については賛成する。
○委員長 討論を打ち切る。
陳情第8号相模川
河畔スポーツ公園移転に伴い
仮称柳島スポーツ公園に
テニスコート併設実現を求める陳情につき採決する。
本件を採択すべきものと決するに異議ないか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議なしと認める。
よって、本件は全会一致をもって採択すべきものと決した。
お諮りする。
ただいま採択された陳情第8号につき、この処理の経過及び結果について報告を求めることに異議ないか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議なしと認める。
よって、報告を求めることに決した。よろしくお願いする。
以上で
教育経済常任委員会を閉会する。
午前11時08分閉会...